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社内研修~職場でのハラスメント対策~
2019-02-01
カテゴリ:社内研修
本日は、全社会議の日でしたが全社会議の前にKMコンサルティング㈱の久保氏による社内研修、
「~職場でのハラスメント対策~」の講義をしていただきました。
昨今はハラスメントの種類が沢山あります。
・「パワハラ(パワーハラスメント)」
・「セクハラ(セクシャルハラスメント)」
・「マタハラ(マタニティーハラスメント)」
・「カサハラ(カスタマーハラスメント)」
などなど・・・。
実はこの〇〇ハラスメント、今のところ35種類も存在するそうです。
そんなにたくさんあったとは私も知りませんでしたが、どれも相手に対して行われる「嫌がらせ」のことです。
ハラスメントは行う方の意識の有無に関係がないため、たとえ本人にそのつもりがない場合でも相手を傷つける行為、苦痛を与える行為、不利益を与える行為などはハラスメントに該当するそうです。
今回は職場のハラスメントということで主に「パワーハラスメント(以下パワハラ)」についてを学びました。
パワハラの行為としては
①身体的な攻撃(暴行・傷害)
②精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言)
③人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
④過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
⑤過少な要求(業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと)
⑥個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)
が挙げられます。
列挙して改めて見てみると「そんなことする人いないでしょ?」と思いますが、実は上にも書いた通り、ハラスメントを行う人はそれが悪いと思っていないこと(気づいていないこと)が大きな問題です。
だから周りの人たちが気づいて声掛けをして気づかせてあげることが大切だとか・・・。
職場でのパワハラがなぜ問題なのかというと、社員への影響が大きいことが挙げられます。
例えば、心身の健康を害し休職等に至ったり、職場環境の悪化に繋がります。
その他会社への影響もあり、モラルの低下→生産性の低下→業績の悪化に繋がったり、人材も流出し、大ごとになれば訴訟による賠償で業績にも影響が出ます。企業イメージも悪くなるため、人材採用にも影響が出てきます。
実際にパワハラが問題で裁判にもなったという裁判例も取り上げてお話してくださいましたが、上記の負のスパイラルに陥ることは間違いなしという感じです。
ただ、パワハラ行為の責任は最終的には会社にもあるので、会社は皆が快適に仕事ができる環境をつくる義務があります。
予防対策として、まずはこの講義を聞くことで皆に知ってもらうというのが、目的だったわけですが
スタッフ一同どう感じたのでしょうか??
上司が部下に対してだけでなく反対の関係でもパワハラは成立するらしいので、本当に人間としてのモラルが試される時代になってきましたね・・・。
まずは自分の言動をチェックしてみましょう。
